Big Beansでは、対人援助職の事業所研修、合同研修などのサポートをさせていただいています。
サポートメニューは3種類あります。
①研修コーディネート(研修・教育支援):研修の相談、立案、講師選定、運営のサポート
②研修講師(講師派遣):Big Beansのスタッフが講師をします
③ワークショップ開催:Big Beansのスタッフがワークショップを企画、実施します
このうちの③について、今日は書いてみたいと思います。
参加型研修とワークショップデザイナー
Big Beans代表の山崎は2022年にワークショップデザイナーの資格を得ました。
ワークショップとは、一方向的な講義と異なり、
参加者自身がさまざまなワーク(体験)を通して
研修の内容を理解し、自身のモノにするような学びのスタイルを指します。
そしてワークショップデザイナーとは参加者がそのような学びができるようなワークを組み立て、提供する人を指します。
ワークを通した学びとともに、参加者同士の相互理解や合意形成が促されるようなファシリテーションもおこないます。
※青山学院大学のワークショップデザイナー育成プログラム 公式サイトはコチラ
コミュニティコーピング体験会
ワークショップデザイナー資格と並行してコミュニティコーピング公認ファシリテーターを取得しました。
これはプレーヤーみんなで協力して、現代社会が抱える孤立の問題を解決していく協力型ボードゲームです。
悩める住民(カード)と社会資源(カード)を適切にマッチングさせていき、
地域に孤立した住民があふれてしまわないようにゲームを進めていきます。
そのため、ゲームをすることで地域の課題が見える、社会資源を知るといったことができます。
同時に、協力型のゲームなので、プレーヤー間での積極的なコミュニケーションが促されるため、チームビルディングにも役に立ちます。
このゲームを単なるゲーム(仮想体験)で終わらせないために
「振り返り」の時間を取って、自分たちの地域のリアルに置き換えて考えるワークが用意されています。
認定ファシリテーターはこの「振り返り」を促し、ゲームで体験したことをリアル(日常)に落とし込むのをお手伝いします。
このゲームはどこに重点を置くかによっても意味合いが変わってきます。
たとえば、看護学校の授業で用いられる場合は
「社会資源を知る」や「多職種連携の大切さ」といった学びに視点が置かれるかもしれませんし
医療・福祉の事業所内研修として用いられる場合は
「チーム内のコミュニケーションの促進」や「役割分担の重要性」といった学びに視点が置かれるかもしれません。
多機関や地域住民も含めて一緒にプレイする場合は
「それぞれの経験や知識をシェアする」や「お互いの立場や背景を知る」といった学びに視点が置かれるかもしれません。
どのあたりを学びの目的にするかは、そのつどファシリテーターが依頼主とよく話し合って決めていきます。
そして、その目的にそってゲームや「振り返り」をファシリテートしていきます。
開催料金の目安:1,500円×参加者数(交通費・会場費別途) ※開催目的などに合わせて調整可能です
※コミュニティーコーピングについての公式サイトはコチラ
※堺市社会福祉協議会にてデモ体験会を開催した時の記事はコチラ
※3/3(日)@堺市で第3回体験会を開催しました(参加者7名)。
認知症世界の歩き方【実践編】ワークショップ
もう一つ、認知症世界の歩き方ワークショップの公認ファシリテーターの資格も取得しました。
このワークショップは「スライドを使った講義+カードを使ったワーク」を通して
認知症の方々が体験されている世界を理解し、その背景を知ることで、どのようにサポートすればいいのかのヒントを見つけるという内容になっています。
ケアの専門家はもちろん一般市民の方々にも広く知っておいてほしい内容となっています。
地域の集まりや介護福祉施設の研修、訪問看護・介護の事業所研修などでご活用ください。
どのあたりの切り口で認知症の方々の困りごとを理解してもらうのが良いかによって
事例を選ぶことができます。
たとえば、成年後見人の方を対象とする研修であれば金銭にまつわる困りごとの事例を、ホームヘルパーさんの研修であれば、家事や入浴にまつわる困りごとの事例を、といった具合です。
そのあたりも参加される方々や依頼主の意向を汲んで、そのつどワークショップの内容を組み立てていきます。
工夫次第で一度に30~40名くらいが参加できるワークショップ研修が可能になります。
開催料金の目安:1,000円×参加人数(交通費・会場費別途)
※開催目的などに合わせて調整可能です。団体割引が可能です
※認知症世界の歩き方ワークショップの公式サイトはコチラ
【ご依頼をお待ちしています】
今日はBig Beansでご提供できる参加型研修(ワークショップ)について、代表的な2つをご紹介しました。
これ以外にも、一からオーダーメイドでワークショップをお作りすることができますので、お気軽にご相談ください。
初回相談は無料です。
ワークショップの依頼料は対象や目的、開催場所、人数などによって異なります。
依頼を検討するにあたってデモ体験をしてみたいという場合は、当事業所で開催しているイベントにご参加いただく他、
デモンストレーションをおこなうことも可能です。
最新のイベント情報はトップページをご覧いただくか、Instagramをフォローしてください。
またお問い合わせフォームなども活用いただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
(やまさきせつこ)