1月17日(土)に堺市でBig Beans対面勉強会を開催しました。
今回のテーマは「精神障害/発達障害にまつわる生活のしづらさ~恋愛・妊娠・出産~」でした。
ちょっと攻めた内容なので、参加者が集まるかどうか心配だったのですが、無事に開催できて良かったです。
当日は相談支援専門員、基幹相談支援員、就労支援員、看護師、地域活動支援センター長など、さまざまな領域からご参加いただきました。ありがとうございました。
ミニレクチャーでは、ここ30年ほどで当事者の方々の恋愛・妊娠・出産は増えてきているにも関わらず、支援者の知識や支援観がアップデートされていないのでは?という問いから始めました。
「子育て期」に入ると充実している社会保障制度や支援も、その前段階では(支援を必要としている人たちがいるのに)どの職種も「自分の支援範囲」と感じていない、支援と支援のはざまに隠れがちなテーマだという私たちの共通認識を再確認し、いま一度、各ステージで必要な支援を見直し、整理しよう…と呼びかけました。
スライド資料とカードを使ったワークで、さまざまな情報提供と情報交換をおこない、自分たちの意識を自己点検。
個別支援だけでなく、日中の通いの場で出来る取り組みについても紹介させていただきました。
恋愛・妊娠・出産に限ったことではないのですが、生活上で起きるいろいろなことを
「深刻な問題として浮上する前に、利用者とふだんから話題としてシェアしておくことの大切さ」
を皆さんと共有しました。
最後には
「自己選択、自己決定は大事。でも、孤独や孤立の中で、一人で決めて、一人で責任を負う―そんなハードな状況に陥らないような支援をするのが私たち対人援助職の仕事であり、支援の本質」
ということを皆さんと再確認して終了しました。
参加者からいただいた感想は以下の通りです。
★こういう話題には自ら壁を作っていたことに気づいた。いろいろな社会資源を知って、今後は向き合えそうだと感じた。
★SNSの利用はトラブルが多いと聞いている。自分はお勧めしないし、「大丈夫?」と聞くなぁ。
★人生の中で当たり前のことだとは思うけど、なかなか(支援観のアップデートが)自分には難しいなぁと感じた。
★就労支援事業所で、恋愛相談を聞くこともある。恋愛や妊娠の直接支援をする立場ではないけど、多機関と協力していけたら…と思えた。
★これまでに支援した事例を思い出した。サポートって一方的に伝えることではなく、本人の不安に寄り添うことなんだなと再認識した。
★20代の利用者を支援していると、避けられないテーマ。話題にしておくことやつなぐ先を持っていることが大事だと感じた。
★タブーな話題だと思い、避けてきた。自分の年代と若者との間にある価値観のギャップがあり、(話題にしないのは)無責任かなと思いつつ、どこかでもどかしさも感じていた。やっぱり、こういう話題をシェアする必要があるなぁ。
皆さん、当日の内容にそれぞれ感じ入る部分があり、この日の気づきを現場に持ち帰っていただけたのではないかと思っています。
(画像に写っているクッキーは参加者のお一人が持ってきてくださったものです。ありがとうございます。可愛い💕)
Big Beans対面勉強会では、他では扱わないようなテーマもざっくばらんに共有しています。
少人数なので、本音で交流できる会になっています。ただいま次回の参加者を募集中です。詳しくはコチラ


