しののめハウス

レポート#4

2022年11月8日(火) 晴れ 

 

堺区にある“しののめハウス”に寄ってきました。

 

私、上田が病院相談室で働いていた頃にお世話になった

菅野さんが運営されている事業所です。

約10年ぶりに菅野さんにお会いしましたが

ぜ~んぜんお変わりなく、お元気で

ちびまる子ちゃんヘアスタイルで(笑)、安心しました。

 

しののめハウスは、1998年に作業所として発足。

菅野さんと利用者のみなさんで、コンフリクトにも負けず

立ち上げられたと記憶しています。

その後、小規模通所授産施設となり

障害者総合支援法下では

就労継続支援B型と地域活動支援センターとして活動の幅を広げられ

グループホーム事業の運営もされています。

そして2022年5月1日からは、生活介護事業にも取り組まれています。 

 

それらすべてが

“精神障害をもった人たちの生活を地域で支えるため”に必要だったから

という信念がうかがえる気がしました。 

 

しののめハウスは、JR阪和線浅香駅と堺市駅の

ちょうど真ん中あたりの線路沿いにあります。

 

菅野さんこだわりの朱鷺色(ときいろ。決してピンクではない)の“本館”と

生活介護などを運営する“別館”があります。 

 

まず初めに本館に立ち寄らせていただいたのですが、

スタッフが不在だと知って困っていたところ、

近くに居たおばちゃんが近寄ってきて「スタッフ呼んできたろか」と言って

別館の方に歩いて行かれました。

 

私たちがどこの誰かと聞くことなく、スッと受け入れて、スタッフを呼びに行く

利用者さんであろうその方の後姿を眺めつつ

『これぞ、しののめハウス!』と思ったのでした。 

 

その後、別館からスタッフの関口さんが出てこられ、

突然の訪問にも関わらず、

スタッフミーティングの最中であったにもかかわらず、

別館を案内していただきました。

 

いつでも、どんな人でも、ウェルカムな姿勢で迎える

しののめハウスさんの姿勢に、襟を正す思いになりました。 

 

活動については、パンフレットに詳しくあります。

一読の価値ありのパンフレットですので

是非、情報サロンBB会員になっていただき

閲覧していただければと思います。

 

2022年5月1日から始めた、生活介護事業に関する

パンフレットは作成中とのことですので

随時、アップしていきたいと思います。 

 

帰りがけに、

「新しいことを始められたら、いろいろと学ぶことも

あるでしょうね。また教えてください」

と、菅野さんからお声掛けいただきました。

 

このお歳になられても、謙虚に、さらに学ぼうとされるお姿に

感銘を受けました。 

 

みなさん、ぜひ、しののめハウスにお立ち寄りください。

開所日・開所時間は、月曜~土曜の12時~20時です。

 

「スタッフ呼んできたろか」と気さくに声掛けされる利用者さんに

きっと会えますよ!(^^)! 

 

(上田)